Apple Watchの詳細はいかに!
Apple Watch発表イベント(Spring Forward)がいよいよ今夜開催
pebbleやAndroid Wearなど、ウェアラブルデバイスがちらほら発売されて、まだまだ普及段階とは言えないものの、新しいもの好きの人達にとってはそれなりに身近な存在のなったかなというこのタイミングで、いよいよ私的大本命のApple Watchが今夜発表されますね。
昨年9月に発表されて以来、価格や機能などの詳細が一切発表されていなかったのでとても楽しみですが、DARING FIREBALLの価格予想を見ていると標準モデルですら749ドルとかになってまして、貧乏人な開発者としてはスポーツモデル以外選びようがない高額な製品になりそうです。
高級モデルに至っては1万ドルを超えるようで、ムーブメントの三年間アップグレード保証でも無かったら、いくらお金持ちのみなさんでも初期モデルにそこまで投資しないのではって気がしなくもないです。
いずれにせよ初期モデルは一番安価なモデルがメインストリームになるんじゃないでしょうか。まだ何が出来るかすらよくわからないものですからね。
最近ちょこちょこSwiftを触り始めました
最近すっかりiOSのお勉強から遠ざかってまして、全然ついていってなかったのですが、Apple Watchをきっかけにまた勉強を再開しました。
もちろん言語は新言語のSwiftでリスタートです。生まれたばっかりと言って良いほど若い言語なので結構なペースで仕様が変更されています。つい最近もXcode 6.3 betaと共にSwift 1.2が登場したばかりです。Objective-Cの資産も比較的容易に利用出来ますし、
C言語にSmalltalkランタイムをかぶせたようなObjective-Cと違って、かなり自然な書き方が出来るようになっていて、私としてはモダンなC言語という印象です。
構造体やENUMにも関数を定義出来たり、for-in文で書けたり、CLosureが使えたりと、LL並とは言えないまでも結構楽に書けます。また、コンパイラが結構賢くて、しっかりエラーを出してくれるので、よく分からずに書いても、コンパイラーエラーを消していくだけで案外動いちゃうところが楽しいです。
WatchKit雑感
Swiftの事はもう少し学習が進んだら記事を書きたいとは思っていますが、今回はApple Watch用のアプリを開発出来るWatchKitの雑感を。
WatchKitとSwiftで検索すると、多くのハウツー記事が出てきますので、実際にコードを書いて動かしてみたい方はそちらを参照して頂くとして、個人的にポイントとなるのは現在のSDKではApple Watchのネイティブアプリは作ることが出来ないという点です。
シンプルなUIセットしか提供されていないものの、頑張ればミニゲームみたいなものも作れないことはない(Flash Liteみたいな感じですかね)のですが、よくよくドキュメント読むと現時点では親アプリに同梱する形でしか配布出来ないのです。 ネイティブ開発が出来ないという意味がようやく理解出来ました(笑)。
コアの部分は今のところAppleだけしか触れないので、一般のアプリ開発者は手持ちのアプリを補完して、便利ちょい足し的なアプリを作ってねって感じなんですかね。もちろん発表後にWatchKitにグッと機能追加がなされるかも知れませんが、可能性は低いように思えます。
いずれにせよ今iPhoneアプリが既にあって、それが外部ディスプレイ追加で更に便利になるようなアプリであればチャンス到来でしょうけど、そうじゃないところは親アプリからしっかり企画しないと、あまり役に立ちそうにありません。
まあともあれ早く詳細が知りたいです。夜更かしすると翌日が辛いのでさっさと寝て明日の朝にキーノートスピーチかな。