こんにちはそれでは始めます。一同礼!!
すっかりさぼっちゃって、この講座長らく更新していませんでした。ごめんちゃい
そうこうしている間に世のインターネット事情も随分変わってしまいまいましたね。Mozillaから派生して独立したブラウザFireFoxが登場して人気を博していたり、W3Cの頑張りやBlogブームのあおりもあって、今や情報提供にはRSSやAtomが主流になりつつあるようです。あわれサイドバー(合唱)。てな訳でうちのサイトも一気にXHTMLに書き換えました。こんな時だけコンテンツ量がしょぼくて良かったなと思いましたね(涙)。
さて実践編といいながら、ぜーんぜん実践に辿り着けてないので、今度こそMozillaを使って本格開発に乗り出したいと考えております。どこから始めようかなと考えて、まずはちゃらちゃら関数やらオブジェクト作りの説明、なんてことも考えなかった訳ではなかったのですが、はっきり言って既に質の高い言語入門なサイトがいくつもありますし、純粋にJavaScriptを覚えたいだけであれば書籍のほうがずっと効率よく学べます。
そこで本講座では少し違う視点でやっていこうと考えています。それはソースコードの品質です。すでに実際の現場を経験している方なら分かると思うのですが、ソース作成はあくまで個人にまかされているので、その品質には非常に開きが有ります。中には「どうやったらこんな書き方に?」と頭をひねるようなソースコードを書く人もいて、それをデバッグするくらいなら書き直した方が早いという、とても非生産的な事もまま起こります。
こういった事を出来るだけ防げるように、アジャイルソフトウェア開発手法の1つである、エクストリームプログラング(XP)の、さらにそのほんの一部分であるテストファーストの考え方を、例を通して学んでもらおうと思っています。
テストファーストは読んで字のごとく、テスト主導型のアプローチで、テストプログラムを最初に書いて、それから対象のプログラムを作成する手法です。開発の流れをよくご存じない方のために説明しておきますと、普通は設計してからプログラミング、単体テストという流れとなります。ところがテストファーストではこれから作るプログラムの有るべき姿を考えながら、先にテストを書いていきます。
ちょっと聞くと出来っこ無いように思えますが、難しく考える必要はありません。これから作らなければならないプログラムのタスクを理解しながら、こんなクラスやライブラリがあればいいなと思った順に、小さく書いて、小さくテストしけばいいのです。
なんにしても実際にやってみない事には訳が分からないと思いますので、次回以降具体的な作業を通して、少しずつ理解して貰えればと思います。
それでは終わります。一同礼!!
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