合資会社 満福

ぼんち塾 プログラミング講座

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第五回 開発環境を整える

こんにちはそれでは始めます。一同礼!!
長い冬休みも終わり(しばらくさぼってただけなんですが)今日から新学期です。では気持ちも新たに頑張りましょう。
前回まででようやく基礎編が終わりましたので、これからは実践編としていよいよ実際にプログラムを書いて動かして行きます。今回はそのための準備として開発環境を整えます。

開発環境を整えると聞いて身構えた人もいるかもしれませんが、要はプログラムを書いて、実行出来るようにするだけです。いくつか単機能のアプリケーション(エディタとかコンパイラなど)を組み合わせて実現したり、IDE(統合開発環境)と呼ばれるような、それ一つをインストールするだけで全てが整ってしまうものまで、言語によって様々なツールがありますし、また個人の好みによって組み合わせがかわったりします。

皆さんには学習を始める前からつまずいて欲しくないので、出来るだけ簡単なものをと考え、本講座では手軽で役に立つ(はず)JavaScriptを学習言語として使うことにします。実は今まで説明に使っていたプログラムもどきも、JavaScriptをベースに使っているので、すでに気が付いていた人もいるかも知れません。

JavaScriptはもともとNetscape社によって開発された言語ですが、現在ではECMA Script(ECMA-262)として標準化されているので、今時のウェブブラウザならたいてい実行可能です。またFlashのスクリプト言語であるActionScriptはVersionが2.0になってECMA Script Edition 4に非常に近いものになりましたので、ウェブクリエイター(こんな呼び方でいいんでしょうか)を目指す人も勉強して損はない言語と言えます。

では早速準備にとりかかりましょう。本講座では開発環境としてMozilla(もじら)を使います。もじらについて聞いたことも見たこともない人はこちらを御覧になって下さい。Mozillaでも問題なく日本語を取り扱う事が出来ます(メニューは英語ですが)が、より和風なものが好みの方は和じらを使って頂いても結構です(実はこちらのほうが独自にバグ取りもされててお勧めなんですが、残念ながらMac版はありません)。

WindowsやMac、LinuxなどそれぞれのOS用のものがありますので、自分が使っているOSに会わせてダウンロードして、インストールすれば完了です。
早速起動してみましょう。初期設定の状態だとこのページが表示されたと思います。この状態でもちゃんと文字コードを指定しているページなら問題なく日本語の表示が出来ますが、文字コード指定無しの横着なページ用にメニューからView->Character Coding->Auto-detect->Japaneseを選択しておきましょう。 MozillaのView設定 あとはFile->Preferences(MacだとMozilla->Preferences)を選択して設定ウィンドウを開いたら、CategoryからNavigator->Languagesをクリックして、Default Character CodingをJapanese(Shift_JIS)に変更(Linuxの人はJapanese(ECU-JP)ですかね)して"OK"ボタンを押しといて下さい。 MozillaのLanguagesの変更 これで準備は整いました。後はお気に入りページでも眺めながら適当に遊んで、このブラウザーに慣れて下さい。今日はここまでとします。
それでは終わります。一同礼!!

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